Press Release

ApptioがアジャイルプランニングのリーディングカンパニーTargetprocessを買収

マーケットをリードするエンタープライズアジャイルプランニング (EAP) およびプロジェクトポートフォリオ管理 (PPM) 機能により、ビジネスアジリティを強化

ワシントン州ベルビュー–2021 年 2 月 11 日 – テクノロジー支出の分析、最適化、計画を実現するTechnology Business Management (TBM)ソリューションのリーディングプロバイダーであるApptio, Inc..は本日、アジャイルポートフォリオおよび作業管理ソリューションにおけるマーケットリーダーであるTargetprocessの買収手続きが完了したことを発表しました。
2004年に設立されたTargetprocessは、戦略的なプロジェクトおよびプロダクトポートフォリオからソフトウェアデリバリーまでの一連の作業の計画、進捗管理、優先順位付け実現するソリューションを提供してきました。Targetprocess は、Gartner の 2020 年度「Magic Quadrant for Enterprise Agile Planning Tools (マジッククアドラント: エンタープライズ アジャイルプランニングツール部門)」で「リーダー」に選出され、Forrester の 2020 年第 3 四半期「Value Stream Management Solutions Wave (バリュー ストリーム マネジメント ソリューションウェーブ)」で「ストロングパフォーマー」に認定されています。
TargetprocessがApptioの堅牢なプラットフォームに統合されることで、オンプレミス、クラウド、開発リソースの枠を越えてテクノロジー投資の全体を可視化するリーディングソリューションプロバイダーとしてのApptioの地位がまた更に強化されます。これにより、テクノロジー投資におけるスマートな意思決定のみならず、その投資の最適化を実現できるようになります。

「COVID-19 (新型コロナウイルス感染症) によって、あらゆる組織がデジタルファーストへのシフトを余儀なくされました。企業は、ウォーターフォール型のプロジェクトから、イノベーションを継続的にすばやく実現できるアジャイル型の製品デリバリーに移行しつつあります。アジャイルは、非常に強力なソフトウェア開発手法ではあるものの、その柔軟かつ連続的な特性により、価値の把握、最適化、リソースプランニング、財務の測定において複雑な課題が生じます」と、Apptio最高プロダクト/テクノロジー責任者のScott Chancellorはコメントしています。「昨年はリモートワークへの大規模なシフトが起こりました。その結果、事業目標に向けて、分散したチームをできるだけ効率的に連携させるために、こうした課題の解決がかつてないほど重要になっています。今回の買収により、Apptioは、お客様が効果的なポートフォリオ管理と財務ガバナンスを通じて、アジャイル変革を加速できるように支援します」。

買収によって統合されたApptioとTargetprocessは、組織における、ポートフォリオ、プロダクト管理、ソフトウェアデリバリーチームの足並みを揃えるための、信頼できる唯一の情報源を提供します。新たに誕生するApptio Targetprocessは、顧客の共通のプラットフォームとなり、重要なインサイトを引き出し、アジャイル変革させ、さらに、需要とリソースキャパシティを管理によるコストを削減、投資に対するビジネス価値の追求を可能にします。

Apptio Targetprocessは、Apptioの定評ある ITファイナンス管理アプリケーションと TargetprocessのSAFe 型ソリューションを一体化した、独自の価値を発揮する製品です。透明性を通じてさらなる価値を引き出し、ビジネスアジリティを高めるとともに、IT部門と事業部門が双方ビジネスにおける当事者としての責任を果たし、より強固なビジネスパートナーとなることを実現します。

「多くの企業の開発組織では、何らかの形でアジャイル手法をすでに導入していますが、アジャイル本来の効果を最大化するには、IT部門の働きかけにより、財務部門や事業部門からアジャイルに対するさらなる信頼と理解を十分に得る必要があります」と、Agile Rising CEOのChristopher Ruch氏はおっしゃられています。「テクノロジーリーダーやビジネスリーダーは、アジャイル手法を効果的に拡大し、生産性、開発サイクル時間、価値提供を改善したいと考えています。ApptioとTargetprocessは、そのために必要な可視性、エンゲージメント、予測性を提供できる最も理想的な組み合わせです。この2社が合流し、TBMとScaled Agile Framework (SAFe) の両方をサポートする完全なソリューションが誕生します。これは大きなインパクトをもたらす強力な統合と言えるでしょう。これにより、組織はアジャイル手法を継続的に進化させ、バリューストリーム全体を最適化し、新たなデジタル時代に備えることができるようになります」

今回の買収は、Apptio にとって2019 年のVista Equity Partnersによる株式非公開化以来、4度目の買収となります。これは、Apptioのプラットフォームを更に強化し、あらゆる企業規模の組織がビジネス全体で最適な財務管理を推進できるように支援することを目指したApptioの継続的な取り組みを示すものです。

この詳細については https://www.apptio.com/ja をご確認ください。

1Gartner Report, “Gartner Predicts 2020: Agile and DevOps Are Key to Digital Transformation,” 5 December 2019.
2Gartner Magic Quadrant, “Magic Quadrant for Enterprise Agile Planning Tools,” 21 April 2020.

Apptio について

Apptio, Inc.は、TBMを支えるSaaSソリューションのリーディングプロバイダーです。2007年の創業から、世界18カ国の1200社以上に製品を導入してきた実績を有しており、さまざまな業界のリーディングカンパニーがApptioを使用しています。Apptioは、オンプレミスやクラウド上にある企業内システムの財務・運用データと、企業が利用しているパブリッククラウド、SaaSの情報を自動的に取り込み、単一のプラットフォームに統合することで、従来、担当部門で実施していたデータ収集・加工・整備の効率化を図ります。ITコストの分類・可視化にあたっては、TBMフレームワークの一つであるTBM Taxonomyを「共通言語」として用いることで、利用部門ごと、プロジェクトごと、ソリューションごと等、多角的な視点からITコストの透明化を図り、事業環境に応じて迅速かつ正確な投資判断を行うことに貢献します。その他、ベンチマーク機能や、コスト削減余地を示すインサイト機能等、各社の課題や特徴に応じて使い分けることで、企業のデジタル・トランスフォーメーションを加速させます。
詳細については、www.apptio.com をご覧ください。

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川上エリカ
Info-japan@apptio.com